足立教育 


足立区の教育課題


 足立区の人口は665,283人、そして、最近の統計によれば東京都の23区の内、足立区だけの人口は2万人以上増えたとされています。他の区の場合、人口が減り、あるいは停止したという結果です。

 平成18年度の統計をみても、足立区の14歳以下の年少人口は82,416人。総人口に占める比率は13.2%. 足立区の人口構造をみると15歳~64歳生産年齢人口は420,533人、65歳以上の老年人口は122,118人となります。

 足立区には都内最多の72校の小学校が設置されています。その72校すべてが区立小学校です。つまり、私立小学校はゼロ―
 ところが、逆に、幼稚園・保育園になると公立は1校しかなく、費用の高い私立校が55校もあります。

 足立区の教育といえば、他の区と比べてそのレベルの低さが目立つようになりました。教育レベルの一つの客観的な基準は東京都が実施している学力テストでしょう。例えば、2004年には、足立区の学力テストの点数が23区でダントツの最下位に。結局、テストの成績に応じて学校の予算の配分が変わってくるようです。 それも関係しているからか、2010年1月に行われた学力テストで、ある中学校の教師が、生徒の答案を指して『解き直した方がいいんじゃないの』などの行為が発覚されました。そして、なんと校長までも試験中に生徒に間違いを教えるという事件も発生されました。記者会見の場で、学校の先生方が公に謝りましたが。 この事件が起こることはある程度に理解できるでしょう。教育競争もあって、学力の低さに悩んでいる学校がありますから。学力が低い理由は、子供は頭が悪いからではありません。東京の他の区と比較すれば、足立区にもともとは貧困、すなわち、収入の低いところが存在しています。学力を向上させるだけでは、明るい未来が描けないのは確かです。

 そして、現在でも、定時制高校に通う生徒が多く、卒業まで学び続ける生徒は半数あまりだと言われます。(安藤)


※データは『日本の特別地域⑫ これでいいのか 東京都足立区2』(昼間たかし、伊藤圭介編、マイクロマガジン社)を参照しています。


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